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投資戦略の大幅転換 ― 集中分散の再構築と未来への布石

Appier Group株式会社(4180)

1. フィックスターズとFAを切った理由

私はこれまで「成長株の芽を複数持つ」ことにこだわってきました。フィックスターズ、ファーストアカウンティングもその一環です。しかし、実際の値動きや決算を踏まえた結果、この2社を残すことは RAK戦略の効率性を損なう と判断しました。
結果、フィックスターズで▲106,980円、ファーストアカウンティングで▲24,500円、合計▲131,480円の損失を確定。痛みは伴いましたが、この決断は「未来に向けた資産の再配分」のための必要経費です。


2. 新たな集中分散 ― エイピアとソラコム

スイッチ後の主力は、エイピアとソラコムです。

  • エイピア(2,000株・評価額3,308,000円)
  •  ソラコム(2,000株・評価額2,060,000円)

AIソフトウェアとIoTプラットフォーム。日本発のテック企業の中で、成長シナリオが最も鮮明で、グローバル展開のポテンシャルも持ち合わせています。

「中途半端に広く持つより、強い銘柄に集中する」
これが、今回のスイッチの核心です。


3. C3.aiという超グロース株への挑戦

そして、新たに 米国小型成長株、C3.aiに500株(評価額1,213,109円) 投資しました。
正直に言います。C3.aiの直近決算は芳しくありません。赤字は継続し、成長鈍化の懸念も市場では語られています。

しかし、私はこの銘柄に「数字では測れない未来」を見ています。

  • 米政府案件を中心とした エンタープライズAIの本命候補

  • MicrosoftやGoogleとの連携による プラットフォーム的地位の確立

  • AI需要が指数関数的に拡大する中で、 成長軌道に再び乗る可能性

私はここに「テンバガーの可能性」を感じました。リスクを取らなければ、大きなリターンは得られません。RAK戦略の「夢枠」として、C3.aiを据えたのです。

私自身、初めての米国個別株への投資となります。

ポテンシャルが計り知れないこの企業に夢を託します。


4. 守りの布陣 ― 米国債とゴールド

攻めだけでは資産は守れません。今回の転換に合わせて、守りの投資も導入します。

  • BSV(短期米国債):60万円

  • BIV(中期米国債):60万円

  • EDV(超長期米国債):30万円

  • GLDM(ゴールド):50万円

株式が過熱する中、暴落は必ず来る。そこで 債券とゴールドを組み合わせることでLTVの安定度を確保。暴落時にはNASDAQ100やSOXに資金をスイッチする戦略を描いています。

5. 証券担保ローンを活用した攻守一体の戦略

私は今回、楽天銀行の証券担保ローン(金利2.87%)を活用し、米国債とゴールドを組み込むことを決断しました。
今の米国債の分配金利回りは 4〜5% と歴史的に見ても高水準。さらに金利低下局面に入れば キャピタルゲインも十分に狙える環境にあります。つまり、ローン金利を差し引いたとしても、資産はプラスに働く公算が高いのです。

これは単なる守りではありません。むしろ「攻守を両立させた布陣」。
株式資産(エイピア・ソラコム・C3.ai)という攻めの主砲に加えて、債券とゴールドで守りを固める。リスクを取りながらも、強制決済に追い込まれない持続可能な戦略です。


6. 次の一手 ― 株価調整時の狙い撃ち

そしてここからが本番です。
もし株価が大きく調整した場合、特にNASDAQ100やSOXが 直近高値から20%下落した局面では、私は 債券とゴールドを少しずつ売却し、その資金で攻めのETFを仕込むつもりです。

つまり、今回の債券+ゴールド投資は「守りながら次の爆発的リターンを狙うための火薬庫」でもあるのです。
守りに回るだけでは資産は増えない。かといって攻め一本では暴落に耐えられない。その両立を狙うのが、今回の戦略の核心です。

7.まとめ

フィックスターズやFAに期待していた読者には申し訳ない気持ちがあります。ただ、投資は常に試行錯誤の連続であり、私自身もその渦中にいます。

「間違えたら修正する」「より良い未来に資産を移す」
これが私のRAK戦略の本質です。

今回の大幅転換は、失敗の帳消しではなく、未来への布石。ここからさらに進化させていきます。

まとめとして、

  • フィックスターズとFAを切り、エイピア+ソラコムに集中

  • 夢枠としてC3.aiを投入

  • 証券担保ローンを活用して米国債とゴールドを組み込み、守りを強化

  • 暴落時には債券・ゴールドを資金源にNASDAQ100とSOXを狙い撃ち

これが、私がたどり着いた「RAK戦略の新フェーズ」です。
失敗を恐れるのではなく、修正を恐れない。そして次の成長を信じて、資産を攻めと守りの両輪で加速させていきます。

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