たった1日でコア資産▲46万円。その理由は“雇用統計”と“円高”。それでもインデックス投資を続ける理由とは?
こんにちは、20年投資家のラックです。
2025年8月5日、私のコア資産(インデックス投信とiDeCo)は、たった1日で約46万円の評価損を記録しました。
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投資信託:▲187,135円
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年金(iDeCo):▲273,216円
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合計:▲460,351円
▼資産状況(証拠画像)
📉「インデックスは地味」は幻想だった
インデックス投資といえば、
「地味に増えるもの」「日々の変動は小さい」――そんな印象を持つ方が多いかもしれません。
しかし現実には、為替や株式市場の動向によって一日で大きく資産が動くこともあるのです。
特に今回、私の資産が大きく目減りした原因は──
🧩今回の急落の背景:米雇用統計と円高
この「想定以上の雇用減速」により、市場はFRBが年内に利下げを行う可能性を一気に織り込む展開となりました。
🇺🇸 米7月雇用統計の要点(JETRO・米労働省発表)
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非農業部門雇用者数:+73,000人(予想 +106,000人を大幅下回る)
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5月・6月も下方修正:合計26万人分が削除
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失業率:4.2%に悪化(前月4.1%)
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就業者数:26万人減/失業者数:22万人増
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広義の失業率:7.9%まで上昇
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労働参加率:62.2%へ低下
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平均失業期間:24.1週(2022年4月以来の最長)
つまり、雇用の「量」も「質」も、急激に悪化しているというのが今回の本質です。
実際、9月の利下げ確率は30%台から80~90%台へと急上昇していますGOLDPARK+1。
💡 何が起きたのか?市場とFRBの動き
この統計は、米国の労働市場の減速を決定的に示すものでした。
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労働供給(人手)が減っているにもかかわらず、それ以上に企業が求人を控え始めた
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業種別では製造業や卸売業などで雇用減が明確に出ている
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賃金の伸びにも陰り。インフレとの兼ね合いで実質賃金のマイナス圧力が懸念されている
こうしたデータを受け、FRBによる利下げ観測が一気に強まりました。
実際、9月の利下げ確率は30%台から80~90%台へと急上昇していますGOLDPARK+1。
💱 ドル円の反応 → 円高進行
更に、為替市場も素直に反応しました。
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米金利の低下を見越してドル安が進行
その結果、
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ドル円相場は150円台 → 147円台へ急落(円高)
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先週金曜日、米国株は下落
そして、その影響が1日遅れて、本日(8月5日)の日本のインデックスファンドに反映されたというわけです。
🇺🇸一方で、米国株は昨晩大きく反発
ところが──昨晩(8月5日夜)の米国市場は強かった。
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NASDAQ100:+425ドル(+1.87%)
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ダウ平均:+586ドル(+1.34%)
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S&P500:+91.93ドル(+1.47%)
これは、金利上昇への過度な懸念が後退し、大型テック株を中心に買い戻しが入った結果です。
つまり、今日の評価損は「過去の影響」であり、明日以降は持ち直す可能性が高いということです。
⚔️私のサテライト戦略はどうだったか?
一方で、私のサテライト資産(RAK戦略)は2日連続で続伸。
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8月5日時点で、前日比+15,800円
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雇用統計や為替の影響を受けず、むしろ“攻め”の力が発揮された
つまり、守るだけでは守れない。攻めがあるから全体が支えられる──
そんなことを実感する2日間でした。
✅まとめ:それでも私はインデックスを続ける
たった1日で46万円の評価損。
正直、胸がズンと重くなります。でも、それでもやめる理由にはなりません。
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✅ インデックスは長期で守る
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✅ 成長株で資産を増やす
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✅ 攻守を分けてリスクに備える
そんなシンプルで力強い戦略が、私を支えてくれています。
インデックス投資をしているあなたへ。
今日のような荒れた日は、正直キツい。
でも、その道の先にしか資産形成の未来はありません。
もし心が折れそうなときは、またこの記事を読みに来てください。
私も、その壁を一緒に超えていきます。
📚 出典・参考資料
🔗関連記事リンク(内部リンク)
▶️ 第2章|私のコア資産戦略:インデックス投資で資産の土台を築く
▶️ 第3章|ラック戦略の全貌:3年で資産1000万円を目指す集中投資
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