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第2章|私のコア資産、堅実に資産を育てる“守り”の土台

コアサテライト戦略

コアサテライト戦略 連載シリーズ(第2弾)

前章では、コアサテライト戦略という投資スタイルの全体像をご紹介しました。
今回はその「コア」=安定運用の中核について、私自身の実践をもとに詳しく解説していきます。

インデックスファンドを中心としたコア資産の構成、毎月の積立方針、そして60歳時点で目指す資産規模。
地味で面白みに欠けると思われがちなインデックス投資ですが、正しく積み重ねれば“未来を約束する土台”になると、私は確信しています。

はじめに:なぜコア資産が必要なのか?

私の投資歴は20年に及びますが、その中で幾度となく感じたことがあります。
「個別株だけでは心がもたない。しかし、インデックスだけでは夢が足りない」

だからこそ、“守り”のコア資産を土台に据えることが、挑戦の第一歩だと気づきました。
どんな相場でも、資産形成の土台がブレなければ、自分の心もブレません。

どんな資産でコアを作っているのか?

私のコア資産の構成【2025年7月時点】

現在、私が保有している「コア資産」は以下の通りです。

区分 投資対象 金額/頻度 備考
積立NISA(夫婦) eMAXIS Slim 全世界株(3地域均等型) 月20万円(10万円×2) 積立中(2025年~)
iDeCo(夫婦) 楽天・S&P500インデックスファンド 月2万円+5千円 評価額:約720万円(2025年時点)
成長投資枠(NISA) ニッセイNASDAQ100(私)/SBI・V・全米株式(配偶者) 一括:240万円/120万円 2024年末に投資

合計:コア資産 約1,800万円

なぜこれらのファンドを選んだのか?

  • eMAXIS Slim全世界株(3地域均等型)
     日本・米国・その他の先進国を均等に分散することで、「世界経済全体の成長」に乗ることを狙っています。バランス重視のコア中のコアです。

  • 楽天・S&P500インデックスファンド(iDeCo)
     米国市場の成長性と、税制優遇制度を掛け合わせた王道の長期戦略です。老後資金としての“鉄板枠”ですね。

  • ニッセイNASDAQ100/SBI・V・全米株式
     少しリスクを取ってでも成長を取り込みたい一括投資枠。サテライトに近い性格を持たせつつ、コア内に収めています。

コア戦略の“これから”と、15年後の未来

積立方針と今後の見通し

現在、月22.5万円を3年間継続する予定です。

その後は積立を終了し、“寝かせて育てる”フェーズに入ります。

現在、私は45歳。

15年後、つまり60歳時点のコア資産のシュミレーションをしてみた結果がこちらです。

「15年後に資産はいくらに?」コア資産の複利シミュレーション|4〜7%利回り比較

年利 コア資産の成長額 積立資産の成長額 合計資産
4% 32,416,983円 14,033,772円 46,450,755円
5% 37,420,707円 16,050,174円 53,470,881円
6% 43,138,047円 18,334,054円 61,472,102円
7% 49,662,568円 20,918,009円 70,580,577円

📌 解説

  • コア資産の成長額:現在の1,800万円を15年間、年利で複利運用した結果

  • 積立資産の成長額:3年間の積立(毎月225,000円、合計8,100,000円)をその後12年間運用した結果

  • 合計資産:上記2つを合算した、60歳時点でのコア資産の見込み額

年利6%を前提とすれば、60歳時点でコア資産だけでも、6,000万円以上を狙える計算になります!

コア資産が与えてくれる「安心」と「自由」

この安定した“土台”があることで、サテライト(個別株)での挑戦にも自信を持てます。
相場が下がっても、「コアがあるから大丈夫」と思える。この心理的効果は想像以上に大きいです。

おわりに:挑戦は、土台があるからこそ

私は現在、400万円のサテライト資金で「ラック戦略」という挑戦を続けています。

しかしその根底には、1,800万円のコア資産があるからこそ、攻めの戦略にも踏み出せるのです。

次回(第3章)では、私が400万円を託した“攻め”の戦略、レーザーテック・エイピア・クダンの集中分散投資――通称「ラック戦略」の中身を全公開します。

守りの土台があるからこそ踏み出せた、挑戦のすべてを語ります。

📘 過去の連載記事:
👉 第1章|コアサテライト戦略とは何か?守りと攻めを両立する投資スタイル

🎯 この連載の最終章はこちら!
👉 最終章|資産1億円を目指す私の投資戦略:コアとサテライトで描く未来地図

 

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