インデックス投資で築く土台、成長株で加速する|60歳1億円を目指す資産形成戦略
45歳からの15年、最後の勝負
投資を始めてから20年。うまくいった時期もあれば、大きな失敗で資産を減らしたこともあります。
それでも投資を続けてきたのは、明確な目標があるからです。
45歳からの15年で、60歳までに資産1億円を築く。
これが私のゴールです。
積立投資は48歳まで。その時点で正社員生活には区切りをつけ、サイドFIREとして最低限の生活費だけを稼ぎながら暮らすつもりです。
生活費は労働収入でまかない、資産は一切取り崩さずに運用を続ける。
48歳からの12年間は“運用フェーズ”に入り、時間と複利の力を最大限に活かして1億円を目指します。
その土台になるのが「コア資産=インデックス投資」
この安心の基盤があるからこそ、私はエイピアやソラコムといった成長株(サテライト資産)にも挑戦できるのです。
コア資産の歩み
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2017年:iDeCo開始(楽天・S&P500)
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2018年:つみたてNISA開始(eMAXIS Slimシリーズ)
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2025年現在:評価額は 約1,840万円
大きな損失を経験してきた投資人生の中で、この積み立てだけは着実に増え続けてくれました。まさに「資産形成の土台」です。
3年後(48歳退職時点)の資産見込み
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現在:1,840万円
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積立:月22.5万円(年間270万)×3年=810万円
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運用成長(年率4〜7%)を加味すると
→ 48歳時点で2,700〜2,900万円
退職時にはコア資産3,000万弱に到達する見込みです。
退職後のライフスタイル=サイドFIRE
退職後は正社員を辞め、生活費だけをバイトや派遣で最低限稼ぐサイドFIREへ。
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生活費は労働収入でまかない
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資産は一切取り崩さず運用で育てる
「生活費=仕事」「資産=複利成長」と役割を切り分け、安心して資産を寝かせます。これにより、時間と市場の成長力を最大限に活かせるのです。
NISA戦略の全貌
退職までの3年間で、私は夫婦でNISA満額(合計3,600万円)を以下のように均等に投じる計画です。
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全世界株式(3地域均等型):1,200万円
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全米株式(SBI・V):1,200万円
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NASDAQ100(ニッセイ):1,200万円
■ 全世界株式(3地域均等型)=守り
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世界中に分散投資し、どの地域が勝っても恩恵を受けられる。
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特に注目は インド比率(5.5%)。
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1,200万円投じれば66万円がインド株に投資される計算。
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インドが成長すれば指数内比率が自然に増え、追加投資なしで「未来に乗れる」。
「全世界株を持つだけで、ポスト中国と目されるインドの成長に自動的に乗れる──これは長期投資家にとって大きなメリットです。」
■ 全米株式(SBI・V)=安定
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世界の成長エンジンである米国に丸ごと投資。
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大型〜小型株まで含むため、市場平均をまるごと享受。
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安定成長の軸。
■ NASDAQ100(ニッセイ)=攻め
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GAFA+AI+半導体といった最先端産業に集中。
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ボラティリティは高いが、爆発的成長を狙える。
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攻めの主役。
■ なぜ均等配分なのか?
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全世界株で「守り」
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全米株で「安定」
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NASDAQ100で「爆発力」
どれかが不調でも他が補い、複数好調なら爆発的リターン。
米国停滞時は新興国、米国好調時は全米株、テクノロジー革命ではNASDAQ100──どの未来でも勝ち筋を拾える布陣です。
「私はNISAを“全世界・全米・NASDAQ100”に均等投資します。それぞれ『守り・安定・攻め』の役割があるからです。いわば“どの馬が勝っても配当を受け取れる馬券”のような戦略です。」
60歳時点の資産シナリオ
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48歳:2,800万円前後
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追加投資なしで12年間、年率4〜7%で運用
→ 4,500万〜6,300万円
退職金(2000万予定)の一部を投資に振り分ければさらに上乗せ可能。
👉 コア資産だけで6,000〜8,000万円に到達するシナリオが見えます。
サテライト資産と未来への期待
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サテライト資産(エイピア・ソラコムなど):年率10〜20%成長を狙う。
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コアで「守り」を固め、サテライトで「加速」。
この二段構えで、60歳1億円は夢ではなく現実的な挑戦となります。
まとめ
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48歳退職時にコア資産3,000万弱
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60歳にはコア資産だけで6,000〜8,000万
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退職金+サテライト資産で1億円到達シナリオは十分現実的
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退職後はサイドFIRE:生活費だけ稼ぎ、資産は複利で育てる
60歳までに資産1億円をつくる。
数字だけを見ると大きな目標ですが、私にとっては現実的な挑戦です。コア資産ではインデックス投資を積み上げて、安定した成長を狙う。
サテライトでは成長株に投資して、資産の加速を図る。
退職金の一部は子ども2人の学費に充てながら、残りを安全資産や投資に回す。
やるべきことはシンプルで、あとはブレずに続けられるかどうか。
その先に“60歳1億円”というゴールがあると信じて、これからも積み重ねていきます。
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