新RAK戦略始動|国内成長株4銘柄で挑む「勝負の3年」
私の投資戦略において、いよいよ「新RAK戦略」が本格的に動き出しました。
今回選んだのは、国内市場において独自の成長テーマを持つ4銘柄。いずれも単なる短期の値動きに期待するものではなく、3年以上の長期スパンで成長を信じられる企業です。
RAK戦略の本質は「集中と分散の両立」。銘柄を無闇に広げるのではなく、成長角度の高い少数精鋭に絞り込み、その中で役割分担を明確にした上で資金配分を決めています。
保有銘柄と役割
エイピア(4180)|主砲・中核成長株
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保有数:1,500株(平均取得単価 1,520円)
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役割:ポートフォリオの“主砲”。海外展開も進めるAIマーケティングSaaSであり、ARR成長率は高水準。RAK戦略の中心として最も大きな資金を振り向けています。
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理由:AI × マーケティングという構造的成長市場にポジションを築いており、長期的にARRの積み上げが期待できる。
ソラコム(7342)|安定成長+押し目狙い
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保有数:1,100株(平均取得単価 1,009円)
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役割:IoT通信基盤を軸とする成長株。景気に左右されにくいサブスクリプション型の収益モデルを持ち、安定性が強み。
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理由:IoTデバイスの普及拡大と共に成長余地が大きい。株価が1,000円を割れれば段階的に買い増す計画を持ち、守りと攻めの両面で活用しています。
フィックスターズ(3687)|技術の独自性で勝負
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保有数:1,000株(平均取得単価 1,869円)
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役割:AI・HPC分野で高い技術力を持つ企業。ソフト最適化の独自性は競合が簡単に模倣できない強固な基盤。
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理由:生成AI、半導体、EVなど多方面で需要が拡大する分野に深く関与。変動は大きいが、長期での技術優位性に賭けています。
ファーストアカウンティング(5588)|小型成長株の加速装置
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保有数:600株(平均取得単価 1,503円)
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役割:国内会計分野に特化したAI企業。小型ゆえに株価変動は大きいが、事業拡大が進めば株価インパクトは最も大きい“夢枠”。
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理由:会計業務のデジタル化は避けられないトレンド。独自AI「Deep Dean」を武器に、会計士試験レベルの知識を持つシステムを展開している点に注目。
なぜこの比率なのか
今回の保有比率は以下の通りです。
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エイピア:約38%
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ソラコム:約19%
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フィックスターズ:約29%
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ファーストアカウンティング:約14%
比率を決めた背景はシンプルです。
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エイピアを最も厚く配分したのは、中核成長株として最もリスク・リターンが安定しているから。
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ソラコムを2割弱に抑えたのは、株価水準に応じて買い増し余地を残すため。
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フィックスターズは3割弱と、技術テーマの成長を見込みつつもボラティリティに備えています。
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FAは小型株ゆえ14%に限定し、成功した場合のインパクトを残しつつ、リスク管理を徹底しています。
今後の運用方針
これら4銘柄については、ルールに基づいた売却基準を明確に設定しています。
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決算で成長シナリオが崩れたとき
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3年後に株価が+60%以上に届かなかったとき
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+60%達成後に直近高値から▲20%下落したとき
この3つの条件に該当しない限り、短期的な株価変動では売却せず、長期目線で保有を続けます。
まとめ
今回ご紹介した4銘柄への投資は、RAK戦略の日本成長株バージョンです。すべて現物投資で構築しており、安定と爆発力を兼ね備えたポートフォリオになっています。
ただし、私の戦略はこれだけにとどまりません。
実は、コア資産であるNISA成長投資枠(NASDAQ100連動インデックス)を一部売却し、担保資産を増やすことで、証券担保ローンを活用したレバレッジ投資に踏み出しました。
これは、一般的なセオリーから見れば「掟破り」と言える戦術です。
しかし、私はこれを “投資効率を最大化するための合理的な選択” と捉えています。
3年間という限られた勝負期間で資産を倍増させるために、守りに入るのではなく攻めの一手を打ち込む決断をしたのです。
このレバレッジ戦略は、RAK戦略のもう一つの柱として機能し、3年で資産倍増計画を現実のものとするための推進力になると確信しています。
詳細な全貌については、近日中に改めて記事として公開します。
「現物×レバレッジ」を融合させた私のRAK戦略の全体像を、ぜひ楽しみにしていてください。



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