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ラック戦略とは

はじめに:投資歴20年の個人投資家からご挨拶

 こんにちは。個人投資家のラックと申します。

 投資歴は20年を超え、リーマンショックや近年のコロナショックなど、さまざまな相場の波を経験してきました。

 これまで多くの成功と失敗を繰り返してきた私が、いま再び“最後の勝負”に挑んでいます。

 この記事では、私自身の新たな挑戦『ラック戦略』について、投資対象・背景・戦略の目的を包み隠さずお話しします。

 まず、はじめに私の投資における失敗談からお話します。

これまでの投資経験と失敗(投資歴20年の歩み)

投資失敗①:リーマンショック直撃

私が初めて投資をしたのが、17年前の「25歳」の時です。同年代の中では、投資に興味を持ったのがかなり早い方だったと思います。

当時、YouTubeは存在していませんでしたので、投資の勉強は本と投資系ブログ、ヤフー知恵袋から学ぶしか方法はありませんでした。

とある日、最近はあまり見掛けなくなりましたが、若林史江さんが表紙を飾っていた「あるじゃん」というマネー雑誌に出会います。

長期投資」が重要であると頭では分かっていても、投資マインドが全く身についていなかった私は、「あるじゃん」の推奨銘柄を買えば儲かるものだと思い込み、個別株投資に舵を切り始めました。これが失敗の始まりです。

当時、PERが安いというだけの理由で必死で買い集めた「双日」はリーマンショックの煽りを受けて、株価は暴落。

結婚前の資産200万を失いました。

投資失敗②:ニューラルグループで約400万円の損失

次に投資したのが、創業して間が無く、優秀な経営陣が手掛けるAI革命、スマートシティを掲げる「ニューラルポケット」という会社。

AIは当時テーマ株として注目を集め、東大卒のCEO、CTOが経営する会社であれば、「いつかは、Googleのような世界を代表する日本発のAI企業になるはず」という思いを込めて、株価が下がれば買い増し、約3年間、投資を続けました。

投資額600万に対して、約400万の大損失を被りました。

投資失敗③:債券投資での誤算

一方、当時コア資産で運用中のインデックス投資がコロナ禍以降、順調に資産を伸ばしていきました。

世界経済がポジティブな中で、米国の長期金利が高止まりしていることに疑問を感じ、当時、下落が続いていた東証米国債券ETF(2621)に逆張り投資を決行します。

債券であれば、「高い利回りを獲得しながら運用できるし、いつか金利は下がるはず」この考えが甘かった。

金利は下がるどころか更なる上昇を続け、日米金利差も影響して5%近い高いコストを支払う羽目になる。

結局、債券投資を失敗に終わり、2025年1月に約175万の損失を確定させることになります。

「高い利回りを獲得しながら運用できるし、いつか金利は下がるはず」。この考えは甘かった。

これで、株式、債券投資に関しては3戦全敗。

インデックス投資で得た安定と限界

しかし、低コストで全世界に幅広く分散して投資することができる「インデックス投資」は毎月積み立てるだけで資産が順調に増えていった。

インデックス投資のお陰で、私は今でも市場に留まることができているが、期待リターンが4~7%と株式投資に比べると期待リターンは低い。

そこで、私は人生最後の挑戦として、4回目の株式投資に挑むことにしました。

「ラック戦略」とは?集中×分散の投資手法

投資目的と期間|3年で1000万円へ

株式投資で期待リターンを最大限に上げる方法として、「成長株投資」「集中投資」がある。

私は過去に「成長株への集中投資」を行ったことで、400万の損失を被った過去がある。

それでも、財務健全性で売上成長率が高く、成長が見込める事業を手掛けている企業をきちんと選べば、投資で勝つことができるのではと思い立った。

過去に失敗した「ニューラルグループ」は自己資本比率が低く、赤字が続き、売上成長率も鈍化していた。

反省を生かし、私が絞り込んだ銘柄は以下の3社だ。

  • 原資:400万(現金)
  • 投資対象:レーザーテック(大型成長株)、Appier Group(中型成長株)、Kudan(小型成長株)
  • 保有期間:最低3年、売却は一切予定なし(強制ホールド)
  • 目的:3年で損益通算+資産倍増(1000万円)を目指す

投資対象|3社集中の理由と分散の意図

私は、過去の小型成長株への集中投資での失敗を糧に、大型成長株(半導体)+中型成長株(AI)+小型成長株(ロボット、宇宙、自動運転)に分散することに決めた。

具体的なポートフォリオは以下のとおりである。

  • レーザーテック100株(長期コア)
  • エイピア1200株(成長補完役)
  • クダン300株(爆発力を秘めた夢枠)

半導体、AI、ロボット、宇宙、自動運転は、数十年先まで進化するテクノロジーであることは揺るぎない事実だ。

つまり、どれも長期投資が可能な銘柄であるため、成長の過程をしっかりと見届けることができる。

私は、既に400万の投資を終え、3社に種を蒔き終わった。

あとは、芽が出て花が咲くのを心待ちにするだけだ。

レーザーテックのR、エイピアのA、クダンのK、それぞれの頭文字を繋ぎ合わせ誕生したものこそが、LAK(ラック)戦略である。

ポートフォリオ構成

レーザーテック|世界が注目する半導体装置メーカー

先端半導体向けマスク欠陥検査装置が柱。EUV光源品は独占。マスクブランクス検査装置も。High-NAの可能性に注目。技術独占。

Appier Group|生成AI時代を牽引するアジアの雄

 アジア発のAIスタートアップ。AI SaaS+生成AIで加速フェーズに突入。顧客は日本を軸に海外展開積極的。

Kudan|空間認識技術で未来産業に挑む夢枠

AR・自動運転・ドローン・ロボティクス分野の空間認識技術。Visual SLAM(特価技術)赤字だが将来性で勝負。

※ 3社分散により、最新テクノロジーの分散化が可能

本ブログの目的|リアルな投資記録として

記録すること(資産・心境・IRなど)

  • 投資記録(資産推移を毎週記録)
  • 心の動き(下落局面で何を考えたか)
  • 自戒(過去の失敗を繰り返さないために)
  • 情報共有(材料ニュース、決算分析)

読者に届けたいこと(等身大の投資体験)

コア(インデックス投資)、サテライト(ラック戦略)による資産形成により、資産を加速的に増やしていくというのが、私の投資戦略となります。

ラック戦略の成功の可否をありのままに記録していきます。

最後に|ラック戦略にかける思い

私は今年45歳になります。株式投資で思い切った勝負が出来るのもおそらくこれが最後でしょう。

しかし、このラック戦略は資産を加速的に増やす方策として理に適った投資戦略であると確信しています。

コメントやご意見も大歓迎です。

どうぞ、末永くお付き合い頂けたらと思いますので、ぜひ応援よろしくお願いします。

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